染料植物図鑑
梅(ウメ)

梅(ウメ)

ウメ(梅)Prunus mume・バラ科 草木工房の梅を3月3日に撮影。この梅は祖父・山崎斌が植えたもの。 中国原産の落葉低木、古代日本に渡来し、観賞用、果実を食用にするため広く各地で植栽されています。アルミ媒染で赤茶、テツ媒染で茶みの鼠色を染める。冬に必ず剪定するので、入手しやすい枝を染めるとよいです。湯ではなく水から葉を煎じ、さらに染料液を数日間放置すると、より赤みのある色に染まります。
山藍 ヤマアイ/トウダイグサ科

山藍 ヤマアイ/トウダイグサ科

  山地の林の中に生える多年草です。緑色の小さな花を穂状につけます。 染料植物園での説明では「日本最古の染料植物で,飛鳥時代以前から摺り染めに使われた」とありましたが 「染料をとる藍(アイ)や琉球藍(リュウキュウアイ)とよく混同されるが、 ヤマアイからは染料はとれない」と書いてある本もあります。 山地の林の中に生える多年草です。緑色の小さな花を穂状につけます。
四季の色

四季の色

草木は 葉、枝、樹皮、幹などに 豊かな色をひそかに宿している。 それらの色が熟成する時期を見極め、 天然の素材に染める「草木染」。 春、夏、秋、冬。さまざまな色との出会いがある。 草木の色は、すべてやわらかく、深みがあり、 見る人に安らぎをあたえてくれる。 自然がつくりだす色彩に感謝しながら、 昔ながらの技法を使って いにしえより伝わる色を、 ゆったりと布に染めあげよう。
藍  アイ/タデ科

藍  アイ/タデ科

  インドシナ原産といわれ、飛鳥時代にわが国に入ってきた一年草。 蓼藍(タデアイ)ともよばれる。 ややスリムなアカマンマの姿で、丈は50〜60cm。 茎は滑らかで紅紫色を帯び、乾かすと黒っぽい藍色に変わる。 徳島県で多く栽培され、阿波藍の名は高い。 藍とは、青い染料がとれる植物の総称。蓼藍が入ってくる以前は、山藍が使われていた。 インド藍(マメ科のコマツナギの仲間)も藍のひとつ。 なお、 […]
紫草  ムラサキ/ムラサキ科

紫草  ムラサキ/ムラサキ科

  この仲間の植物は、庭のワスレナグサや野原のホタルカズラのように美しい青い花をつけるものが多い。 科の代表者はさぞ華やかだろうと思うと、案外地味である。 高貴な紫色は地中深くに秘められ、うかがい知ることはできない、奥ゆかしい草。 日本および中国、アムール地方に広く分布する多年草。 かつては武蔵野の枕詞になるほどに関東周辺にも自生していたが、長い間に採りつくされて、ほとんど姿を消した。 […]
紅花  ベニバナ/キク科

紅花  ベニバナ/キク科

  紅、呉藍(いずれもクレナイ)、末摘花(スエツムハナ)の古名もある。 末摘花は『源氏物語』にも登場する美しい名前である。 エジプト原産といわれる越年草。わが国には中国を経て入ってきた。 高さ1m前後で、夏に花を開く。見たところは刺だらけの黄色いアザミの花で、しぼむとやがて赤色に変わる。 古くから出羽の国(山形県)の特産とされ、延喜式のなかにもその名が見える。 最上川の川霧が漂い、朝露の […]